JAPAN CUP2014 チャレンジレース
1組 20位(top+1m35s, 出走77名)
ジャパンカップのチャレンジレースは2007年に一度だけ出場したことがある。そのときは150-200人くらい?の1クラスだけで、12,3位だったような気がする。1周目の鶴カントリーの登りで切れたのだった。
今回、本当に久々にチャレンジレースに出場した。200mくらいのきつい登りとテクニカルな下り、高速の平坦、3段坂の鶴カントリーの登りと、たった2周(2周目は鶴カントリーは行かないでショートカット)24.2kmなのに変化に富んでいて面白い(つまり、厳しい)レースだ。
実業団選手は普通はオープンレースに出るので、まあ僕レベルでも表彰台(このレースは10位までと太っ腹)のチャンスはある(はず)。日曜日のジャパンカップの舞台そのものなので、ポディウムも立派だし、オフィシャルカーやバイクカメラなどアマチュアレースの中では破格の豪華さだ。おまけに解説実況は今中さんに白戸太朗だ(笑
今回、あまりに久々だったので前日入りして、掘田君と2周試走した。斜度なんかは結構忘れていた。古賀志林道の下りは全面苔むしていて、雨上がりのせいもあって滑る滑る。あまりに危険で、レーシングスピード+ヴェロクレックスの組み合わせで来たことを後悔する。R-Sys+パナだったなあ、と。
さて、当日は7時前に会場入りして、8時受付、9時にスタートラインに並び、10時スタート。チャレンジレースなのに、なぜか実業団E1のトップチームの人とか青ブリッツェンとか、エキップアサダとか強そうな人達の姿が。むむ、なんか昔と雰囲気が違う。。。地元の赤いチームは全員2組(未登録)の方らしい。掘田君もそちらの組。スタートはなんとなく最前列になってしまった。
http://cyclestyle.net/ よりスタート直後。
スタート後すぐ登って、ダム湖の脇を通って古賀志林道の登りに先頭で入る。細い高校生と一人が登りで抜け出して行くが、そのすぐ後ろでそれほど苦労なくピークをクリア。あれ、なんかみんな遅い? 下りに入ると、あのびっしりの苔がまったくなくなっていることに驚く。 なんでも焼いたらしい。ドライでとてもよいコンディション。これなら、いつも下っている錫山程度。
ゴルフ場の直線下り基調に入った時には後続と少し離れるがすぐにみんな追い付いてくる。平坦に出て、萩の道に入ったとき数えたら20数人いた。その後ろは大きく切れてしまったもよう。この先頭集団で鶴カントリーまでは平和に進む。警戒していた鶴カントリーの3段坂もそれほど集団のペースは上がらず、三番手でクリアして、スタート・ゴールに戻る、ここまでは良い感じだ。
しかし、2回目の古賀志林道の登りで、アタックがかかって一気に苦しくなる。本当にあれ〜、という感じで身体が動かなくなり、集団から切れてしまった。う〜ん、弱すぎる。さっきの登りまでは皆んな様子見だったのかあ。ピークで集団から30秒くらい? ほぼ単独で下り、平坦で追い付いてきた数名でまわして、何人かに追いつくものの、この短いレースではもはやこれまで。結局、この数人の小集団の最後でフィニッシュ。 1分35秒遅れの20位と表彰台どころか散々な結果でした。まあ、体調も悪くなかったし、調整も上手くいったし、実力としかいいようがない。また来年挑戦してみよう。
レース後はオープン男子と女子の応援をS/G直後のダムのところでオーベスト稲葉さんと。女子はRGJ米田さんが頑張っている。男子も逃げがあったり西谷さんの一本曳きあったり、千切れている知り合いを応援したりと飽きない。
5位入賞と健闘したRGJ米田選手と。
オープンレース後は飛行機の時間もあるので餃子も食べずに羽田へ向かう。首都高と降りた後で渋滞にあったけど、余裕を持って空港に着けた。
今シーズンのレースはこれにて終了。JCF主催レースは、九州チャレンジ、ツールド熊野、ツールド北海道とこのJAPAN CUPに出られたので成績はともかく満足です(落車も怪我もしなかったしね)。
ツールド北海道市民2014【とりあえず写真なし】
今年も来ましたツールド北海道。
帯広、幕別で2ステージ、札幌モエレ沼で1ステージ。
移動が長くて大変。できれば同じ地域で3ステージやってほしいですね(モエレ沼は好きだけど)。
昨年は第一ステージDNF、第二ステージでクラス3位、第三ステージで4位だったので、
表彰台とエリート含めた総合で20位以内が目標です。
1st stage 1.8km 十勝川河川敷個人タイムトライアル
上級(S2) 18位(top+11s56, 44名)
十勝川の河川敷を使った真っ平ら、900mで180度ターン、という単純なコース。行きは追い風、帰りは向かい風、帰りの道は荒れている。非常に苦手なパタンなので10位に入ればいいかな、というかんじ。アップは広い河川敷の道路をぐるぐると。一応、ステムを下げDHバーをポン付してみた。Di2のスイッチも付けたので即席の割りには使いやすい。
スタートは30秒ごと。ギアが重すぎ、スピードに乗れない。おまけに乱視のせいか、酸欠のせいか前がよくみえず、折り返しまでの距離感がつかめない。かなり手前で減速してしまった。帰りはもうフラフラで蛇行しているのが分かるけどどうしようもなく、逆風と荒れた路面に耐えるのみ。最後までスピードに乗れず終了。。。
結果、上級クラストップから11秒、全体トップの今田さんから13秒も遅れて、クラス18位(44人)と惨敗。平坦が弱いとはいえ、いくらなんでも遅すぎる。やはり TTは練習しないとダメだねえ(嫌いだけど)。
2nd stage. 幕別町〜豊頃町〜幕別町 137km
Aクラス 46位、上級(S-2) 20位(top + 4m48s)
幕別町スタートゴールの137km, 車で前日最後の30kmだけ試走。平坦、直線がかなり長く、短い上りが5箇所くらい、残り15kmの150mくらい登る緩い坂が最後の勝負ポイント。そこからゴールまで10kmは下り基調の平坦。集団ゴールスプリント必至のコースである。
スタート地点に行ってボトルをホテルに忘れたのに気付き、10kmほど走って取りに戻る。が、部屋にない!? 結局見つからず、DOKYU藤原さんに借りる。140km近いレースなのにボトル補給はないところが北海道らしい。まあ、私はあまり水を飲まないので500ml x2で十分(実際には0.5本くらい余った)。スタート前に20km走ってしまったけど、逆に良いアップになったかな?
やや寒いが天気は良い。アームウォーマーで十分だ。ここ何年もなかった良いコンディション。
上級(S-2)クラスはエリートと混走だ。したがって、現在1位のスペース橋本選手(=宮古島でも完敗)や上位の100番台ゼッケンをマークしつつ、残り30kmまで集団内で脚をためて、最後の長い坂で強いエリート選手のアタックに乗り、100番台の選手をふるい落として苦手なスプリントを避け入賞、というのが普通の作戦だろう。
リアルスタート後のゆる登りが終わってすぐに、リーダーチームのDOKYUから二人が逃げ出す。しばらく様子見していたのだけど、最初の長めの登りに入ったところで、集団先頭で今田さんから逃げてるのは織田さんとタロー君の独走力ある二人と聞く。さらにDOKYUキャップの斉藤さんから「あれにジョイントしちゃったら?」 と悪魔の囁きをされてしまった。そしたらキャップがDOKYU村上君に追え、と指令。村上君は素直に追いかけだす。そしたら、私も身体が勝手に動いて追ってしまいました (あちゃあ、事前の作戦と違うじゃん)。
前の2人はそろそろ上りが終わる頃でブリッジできるかギリギリのタイミングだったけど、村上君と協力して、平坦に上がってしばらくしてジョイン。Green SCTの宇野選手(去年の第2ステージで2位争いしてた。この時は気づかなかったけど)も来てDOKYU3人、DOKYU準構成員wの私と5人の逃げ完成。ここまでは完璧(^^)v
5人で回して雄大な十勝平野の真直ぐな道をひたすら逃げる。ときおり審判バイクがやって来てタイム差を教えてくれる。気分はツールドフランスでの逃げ集団である。できればボードにタイムを書いて欲しかったなあw.
後ろはリーダー今田さん達がコントロールしてくれているはず。3分差くらいつけば、と思ってたのに、40秒〜1分しかタイム差がつかない。やや向かい風の上に、ずっと真直ぐな道で見通しが良すぎる。織田さんと太郎君は強いのだけど私はあまり役に立たず、村上君が徐々に回せなくなり、ついに脱落、4人になってしまった。それでも後ろからDOKYUアツシくんか誰かがブリッジしてくれることを願って粘る。しかし40km地点の長い下り坂に入る前にとうとう諦めて集団に戻る。
集団に戻るととにかく楽。ツールなんかでプロトンから10分差もつけて100km以上も逃げる選手は凄いとしかいいようがない。正直かなり脚を使ってしまったのに、まだ残り90kmほどある。おまけに両脹脛がつってしまった。この逃げで満足してはダメだと自分に言い聞かせつつ、時々現れる登り坂を集団内で耐える。
DOKYUキャップ斉藤は何度も逃げを打っているが、もはや傍観することしかできない。中盤の平坦区間では集団のペースがかなり落ち、おかげで脚は少し復活。しかし、残り30kmからの3つの坂の二番目で集団最後尾、そのまま最後の坂(=もともとは勝負どころと思っていた)に入ってジ・エンド。
残り15kmは平坦。数名の集団で落ちてくる選手を拾いつつゴールへ。織田さんも落ちてきたので、ローテに加わってもらって、おかげで残り1kmで100番台の5名ほど含む小グループを捉えたものの、集団頭はとれず終了。
このクラスで1位は3UPの飛田選手、2位はSpace橋本選手で、あと9名は追走集団で
ゴールスプリントまで行っていたのでここに入れなかったのは残念。でも前半楽しかったからいいかな?
もうちょっと山が欲しかったな(笑
第三ステージ モエレ沼クリテリウム 15Laps 33 km
Aクラス(35位 top+1m52s、出走109名) 上級(S-2) 9位(top+1m47s, 出走42名 15Laps完走10名)
珍しく快晴で、長袖ワンピだと暑いくらい。このところのツールド北海道は雨ばかりだったので嬉しい。ここはもう何度も走っているので展開も見えている。10名のシード選手含むエリートが最初からガンガンにスピードを上げるので、一列棒状になって中切れがおこる。それを詰めて、先頭集団のペースが落ち着くまでの3周ほどを耐える。それだけ。
スタート前にはDOKYUテントで村林さんにマッサージしてもらう。毎回ありがとうございます!
しかし、スタートで並ぶのが遅くて前には既に50人は選手がいる。ここから上がるのはしんどい。第2コーナー過ぎの直線では既に先頭ははるか前、坂を越えて、S/Gに戻ってくるころにはなんとか前から20番くらいまで上がるものの、2周目で力尽きてしまって前に残れず。なぜかSpace橋本選手が走るのを止めている(あとで聞いたら
コーナーで突っ込んでハンドル折れたらしい)。
近くにはDOKYU本谷さん、織田さん、浅倉さんがいて、織田さんが強く引いているけど、他はあまり回らず、結局先頭集団はかなり離れてしまった。この第2集団では比較的前で展開できるものの、全然楽ではなくて気を抜くと後ろに下がってしまう。5,6周目くらいが一番きつくて、ちょいちょい中切れしてしまう。その後は少し落ち着いて、最終周のゴール前、比較的前でスプリントしたのにゴール直前でバラバラと抜かれる。結果的にはこの集団はS-2の4位争いだったようで、どちらにしろ入賞はできなかったのだけど、とにかくスプリントが弱すぎるのはなんとかしないとなあ。
最終成績 Aクラス 総合34位 (top+6m58s、119人)
終了後、DOKYU新出さんが落車で鎖骨骨折と聞く。毎回走っているときは怖くないけど冷静になってみれば危険を伴う競技だなと思う。今回も怪我なく終わったのがなによりだ。 今回もDOKYU北海道のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。
ツール・ド・宮古島
165kmの部 9位(top + 1m10s、出走101人 完走70人)
出たことないレースに出るシリーズ2014第二弾は、
宮古島100マイル、つまり160kmだけど165kmの公道レースです。
(実際にはもうちょっと距離があったみたい)
宮古島を1周100km走って、ほぼ同じコースのショートカット版65kmの
変則2周のレースです。
100kmは350人くらいなのに、165kmは約100名の選手となぜか
少ない。走ってみたらその理由が分かったけど(つまり、飽きるw)。
しかし、なぜかゲストにアイサン福田選手、招待選手にスペシャライズド竹谷選手とだいぶ場違いなお二人。強いゲスト選手がまじると、その他大勢の普通の選手はちょっとやりにくい。あとは、昨年の入賞者(優勝した哲さんは出てないけど)は一桁ゼッケンなので要注意。
この時期の宮古はいつもなら梅雨明けしているらしいけど、今年は遅く、昨日は那覇は土砂降り。しかし、この日の宮古は意外と悪くなく、曇り。ただとにかく蒸し暑い。
長丁場なのでアップはなし。スタートからしばらくはパレード、しかしリアルスタートになってもペースが遅い。パラパラと集団から先行する選手もいるけど、誰も追わない。ローテを回しつつ前でちょっと踏んだだけで後ろが離れてしまう。何度か逃げ集団っぽいのができかけるので加わってみるとかなり苦しそうで、こりゃだめだと集団に戻る。
熊野でも同じクラスだったBHMCの2選手が余裕そうで、聞いてみると例年こんなペースらしい。集団はたまに女子選手が前を引く位に遅いので、さすがにしびれを切らした竹谷選手が前を引き始める。すると、集団ペースアップ。そうそういい感じ、と思っても竹谷さんが下がるとペース落ちる。
そんなこんなでサイクリングみたいなレースで1周目の後半、ほぼ平坦だったコースに変化が現れ、少しだけアップダウンがつづく。しかし、坂というほどではない。暑いのでまめに補給を摂るが、脚は絶好調でつる気配もない。
補給ポイントも結構数があるが、どこにあるか知らないので、突然現れて焦る。補給は水のみ。ただし、氷を入れてくれているのがありがたい。
ふと気づくと集団が20名くらいに減っていた。あれれ? 2周目に入る時、急に雨に。しかし、直ぐに止む。それでも、コーナーで落車があったりいしてまた少し人数が減る。もちろん、アイサン福田選手もいるけれど、勝負のじゃまをしないように気を使って走っているかんじ。
110kmくらいのあたりだったか、2,3人少し抜け出す選手がいて、それに竹谷選手がブリッジ、私もちょっと遅れてブリッジ、これで7人になったので竹谷さんが「行きましょう!」と、みんなに発破かける。が、結局吸収。しかし、この動きでまた人数が減って15人ほどになる。脚は相変わらず調子いいものの、右腹が痛くなってきた。何年か前の沖縄の悪夢を思い出す。
しかし、なんとなくこのままダラダラと集団が崩れないのがいやだったので、130kmあたりのちょっとした坂で前に上がるついでに集団から抜け出してみた。残り30km以上、逃げ切れるわけないけど、ちょっと集団活性化しないかなあ、という期待で。
東平安名岬の補給所を過ぎて後ろをみると、集団見えず。ありゃ、やはり放置か (写真は翌日)。
しょうがないので強い横風のなか少し頑張るも、審判車から後ろ15秒ときいて諦めて、集団にカンバックサーモン(<=奈良師風)。集団は相変わらず淡々としてました(^^;; 何やってんの?みたいな冷たい目線が痛い(笑 はい、私が勝手に出て、勝手にタレただけ。ダサい、ダサまってます(<=奈良師風)まあ、先導車の後ろを単独で走るのは気持ちいいものです。
あとは大人しく集団で走る。お腹も痛いけど、無駄足使った割に消耗していなくて、周りの選手を観察するときつそうな人も。これはもしかして、とちょっとだけ思う。
しかし、残り5kmの手前くらい、スペースの橋本選手か竹谷選手のアタックがきっかけで集団崩壊、それまでも余裕で走っていた橋本選手他8名に行かれてしまった。この動きに乗れず、その後苦手な極ゆるーい登りが続くこともあって、バラバラになっている前の2,3人に追いきそうで追いつかない。一緒に乗り遅れた選手と二人で数秒前の選手を
追うものの結局捉えられずにフィニッシュ。
9位でした。最終局面でにマークすべき選手の動きを見逃したのがすべてでした。優勝はスペース橋本選手。終始強く、前もがんがん引いていたので順当な感じです。
橋本選手のブログ⇒http://ameblo.jp/kenji710norikura/entry-11879287648.html
先にフィニッシュしていた100kmではセレクシオン泊さんが大集団のスプリントで8位と健闘。入賞は逃しましたが、とりあえず、二人とも一桁順位で、
ロードレースでは珍しいおまけ的な年代別表彰で40台2位(泊さん), 3位(和田)で、表彰パーティーで壇上に上がれたのはチームの宣伝としてはよかったと思います。
知り合い関係は、例によって(笑、福島大先輩(57)が100kmで年代別1位(総合14位)、さすがです。来年は同じ50台、見習います(笑
主催者、たくさんのボランティアの皆さん、島民の皆さん、ありがとうございました。 表彰パーティーで竹谷選手が苦言を呈していましたが、ゴミを捨てる選手がいて申し訳ありません。私は補給食のゴミは全部ポケットに入れて、ゼッケンを止めていた安全クリップも閉じてからポケットにいれたくらいでしたが、どこかの補給所でボトル捨てるタイミングが遅すぎて、ボランティアの人達からちょっと離れたところに捨ててしまいました。大反省です_o_
黒潮ロードレース day3
太地町周回10kmx3 黒潮チャンピオンクラス10位
(top+1m6s, 完走11人・出走29人)
昨日の宿はオーシャンビューで夕日眺めながら、天然かけ流し温泉、というなかなかに最高の場所だった。晩飯は居酒屋っぽいところで、刺身盛り合わせ定食的なのをチョイス。酒無しだったけど美味かったな。
今日も天気が良い。というか良すぎて暑すぎる。今日もパープルモンキーテントにおじゃまさせてもらう。テントないとスタート前に熱射病になるところだった。ほんと助かりました >ふさやさん・大堀さん夫妻
最初に、E3/Fがスタート。黒潮が3周なのに、E3は2周しかさせてもらえない。黒潮、結構優遇されてますね(笑
アップは、10kmコースを1周。昨日住宅街に路駐されていた車は綺麗に片付けられていた。下りは短いけどかなり急で下りきったところにグレーチング+直角コーナーという
なかなかにスリリング。そのあとも商店街や海岸線で直角コーナーが続く。
さて、スタート。黒潮組は昨日にもまして小じんまり。最初は平坦なのでまったりいくか、と思ったら一人飛び出したのでちょっと追ってみるが、脚も温まったので集団に戻る。急な登りの手前でなぜか、港に誘導されてぐるっと数100m回ってから登りに入る、という謎なコース設定。勢いつけて登りに入らせない工夫とか聞いたけどホントなんだろうか。E1/E2は人数が多いから詰まるのかもしれないけど、黒潮は関係ない。
登りに入るとそんなにペースは速くない。が、昨日も飛び出していたシャンテの選手がまた良いスピードで上がっていく。今日は最初から見逃さないことに決めていたので、躊躇なく追走、登り切るとシャンテ君が「前のE2に追いついたら勝ち」と言う。後ろが結構離れたので頑張って先頭交代する。これは逃げが決まりそう、思ったのだけど、下りに入りすぐに登り返しで一気に苦しくなってシャンテ君に付けない。。。。切れましたorz 情けな〜。
直ぐに10数名の黒潮追走集団に吸収。ここには昨日も元気だったJINさんやY'zの方やバルバの方や、このくそ暑いのに何故かレッグウォーマーの若者(昨日逃げ切られた)、そして掘田くんもいる。要注意な下りを無難にこなして、1周目終了。掘田くんが平坦で前引いたりしている。今日は元気だなあ。2周目の登りは淡々と。しかし、いいかげん疲れてきた。
あっという間に最終周回。追走集団のペースは上がらず、シャンテ君に追いつくの無理な雰囲気が漂う。3回目の登りで掘田くんは切れてしまったらしい。
3周目の登り。Jinさんのブログから拝借。
ここから2つほど大反省ポイント(まあ、毎度レースでは反省ばかりですが)。
登りで周りのペースに合わせてしまった。自分も疲れていたけど、ここは一度アタックしてスプリント強い人をふるい落とさないと(結果的に自分だけ疲れる、という恐れもあるけど何もしないというのは最悪)=失敗その1
下りは慣れていそうなJINさんや他の選手の後ろ3番手くらいで降りて、降りきったところで1列棒状。ちょっと登ってのトンネルは3,4番手くらい。トンネル出口で一人抜けだしたのでそのうしろについて最終右コーナー。後ろは1列でしかも微妙に離れている。先頭の人はコーナーを抜けてなぜか一瞬スピードダウン。残り700m。ここで躊躇してしまった=失敗その2 スプリントが弱い自分がこの表彰台争い集団を勝てるとしたら、この瞬間に抜け出して後ろが牽制するのにかけるしかない。
結局、集団2番手くらいで残り300mに入り、あとはお約束のズブズブスプリントで、残り100mでは踏むのをやめてしまった。みんな疲れていたのか、そんなに速いわけではなかったのだけど、自分がそれ以上に弱かった orz
1位は結局シャンテ君。強かったです。
それにしても公道ステージレース(2日間だけですが)、楽しかった。そして怪我しなくて良かった(笑 黒潮のみなさん、来年また参加できたらよろしくおねがいします。
start/finishと書いてあるのと裏の方からがゴール。ゴール手前100mで緩く曲がっていて、微妙に登っている。
くじらの町だけあって、捕鯨船が飾ってあった。
帰りは、また中部空港までドライブ。順調に4時間強で着きました。
空港にはトライアスロンの選手がたくさん(セントレアなんとかだったらしい)。風呂に入ろうと思ってたのだけど、見つからず(4Fにあったらしいです)。セントレアは店がいろいろあって時間潰すのによい空港です。
2days黒潮ロードレース(day2 スタート前まで)
UCIと名がつく国際ロードレースには市民レースがおまけでついていることが多く、これまでツールドおきなわ、ツールド北海道、ジャパンカップの市民レースには出たことがある。コースは一部あるいは全部が一流選手が走る国際ロードレースと同じで、スタート・ゴール付近も立派なゲートやブースがあったりとても本格的な雰囲気がホビーレーサーでも味わえるのだ。昔ジャパンカップに出た時は先頭集団にバイクカメラまでついていたし。
残る大物は「UCI 2.2 Tour de Kumano」。これはぜひ行かねば、というわけで、市民レース(黒潮ロードレース)に行ってきました。
しかし、熊野はまったくのアウエイ。鹿児島赴任サイクリングのときに、伊勢〜和歌山の山を通ったものの、それより南側は行ったことがなく土地勘が全くない。残念ながらチームからは誰も参加しないので、ひとりさびしく名古屋中部空港からレンタカーで熊野に向かう。中部空港はレンタカー屋までの空港内アクセスが良くとても便利。さらに高速道路がずっと熊野まで伸びていて(後半は対面通行でまだ無料だった)、意外と近かった。
黒潮ロードレースは3日間のステージレースだけど、2,3日目のみ参加。なので、総合には関係なく、ステージでの入賞狙いだ。2日目のコース約50kmは有名な千枚田を登る。どんなものかと平坦部分は省略して、核心部だけ登って下る。
奥の折り返し地点。山深くて川が綺麗。
レース写真でお馴染みの大岩。
千枚田頂上付近から。
ゆっくりと登るが、予想外に緩くて短い。これは少し楽かもと思った(もちろんレースではこれは大ハズレ)。絶景ポイントでジモティっぽい選手の方達と歓談してレース情報をえる。熊本のユージ師匠の名前がでたりして。ほんと有名人だなw
千枚田からの下りはかなり狭くてテクニカル。ここを大集団で下るのは怖いが、幸い明日も天気良さそう。平坦部分はクルマで確認。トンネルがいくつかあって落車要注意か。あとは、ゴール前の500mの急登をチェック。下からかけると絶対垂れるので200mからかなあ。
宿は、熊野の少し手前の賀田の港の渡船の宿。とても静かでよいところだけど、周りにはほんとうに何もなく、食料品店を探すのにちょっと手間取る。早々に就寝。しかし、釣り宿だけあって、朝の3時くらい?にお客さんたちがワイワイガヤガヤと集まってきて起こされる。船で出発してしまってからはまた静かになったけど。
朝焼けが綺麗。暑くなりそうだ。
ごー
レース会場には高速使って20分くらいで着く。なかなか便利な場所であった。
完全アウエイのため、誰も知り合いいないかと思ったら、駐車場(7:00で結構満杯)で熊本のパープルモンキーふさやさんとおおほりに会って、テントにおじゃまさせてもらう。日差しが強く、スタートまでの2時間以上過ごすのはきつかったので、とても助かった。ふさやさんもおおほりさんも落車のあとが痛々しい。熊野の1日目はいつも落車が多いらしい。沖縄の中鶴さん(E1)も。しかし、中鶴さんも包帯ぐるぐる巻。昨日は落車が激しかったようだ。とにかく落車だけは気をつけねば。ゾウゾウ鼻仲間の掘田くん夫妻も到着してすぐ横に駐める。アップはゴール前の坂で軽く。10時くらいにスタート地点に移動する。
黒潮ロードレース day2
5/31熊野山岳46km 4位(top+1m44 完走33人・出走35人)
実業団はE1とE2のみ。それでもすごい人数だ。それに引き換え黒潮組はこじんまりと40人弱。昨日の試走のときに知り合った方達もいたりして、なんともいえないのんびり感が漂う(笑 あとでわかったけど、このクラスはベテランのおっさんたちと、経験の浅い若者のクラスなのであった。
アウエイ感あふれる掘田選手と和田選手(笑 ほったくんは知り合いが結構いたけどね。
チャンピオンシステムのあべきさんと雑談したりしてのんびりとスタートを待つ。スタート地点は実はここではなくて、ちょっと離れた場所なので、そこまでパレード。また炎天下を少し待つ。とにかく暑い。しかし、距離も短いのでボトルは2/3ほど(それでも結局余した)。念のため補給のジェルを1つ。
スタートは、E1, E2, Fと30秒〜1分間隔くらいで。人数も少ないので集団は落ち着いている。JCRCのAクラスといった雰囲気。最初の登りですぐに女子に追いつく。結局混ざって走っていたようだけど、前の方には来ないのでとくに邪魔にはならなかった。
トンネルまでのやや長い登りで一人の選手が抜け出していく。誰も追おうとしない。あれ、あの選手は放置してもよいのかな?この辺がアウエイの悲しさ、さらに昨日のステージを出てないので誰が強いのかまったくわからない。結局、一人逃げのまま、後ろは淡々と回す。モビスタジャージの方が積極的。ツキイチもあれなので、時々軽く先頭交代に加わる。何個目かのトンネルで前の選手を吸収した気がしたのだけど、最初に逃げていた選手ではなかったらしい。よくわからないまま、折り返して、千枚田の登りに入る。
前の選手が見えていたので、ベテランっぽい方に「あの人登り強いですか?」と取材。昨日も勝ったらしいと聞いて、ちょっとやばいかなと思って、追ってみた。が、あと少しで追いつかない。そうこうしているうちに、こちらが一杯一杯になってしまい、5,6人の選手に先行されてしまう。
「大岩」のあたりで、E2のふさやさんに追いて、前に何人か行っているよ、と教えてもらう。千枚田のスイッチバックな道を我慢して登っているうちに、バルバの選手他3人くらいを捉える。KOMまでの最後の1kmはかなり緩い。そこで、女子選手のトップが猛全とスパート。結局同じに登り始めたのだからずいぶん強いな(俺が弱いのかorz)。
KOM付近で捕まえたサンレモの若い選手は「下り遅いので先行ってください」と言うので、単独で降り始める。前は1分くらい先か。くねくねと狭いコースは思ったよりは走りやすい。昨日、試走しておいてよかった(錫山の下りみたいです >鹿児島ローカルな方)。最後の方で、昨日下見のときにあったJINさん@ピンクアスタナジャージが追い付いてきて、一緒に風伝トンネルに入る。二人で追うのはきついなあ、帰りは逆風だしと思っていたら、トンネル出口で、後ろから黒潮が主体の10名ほどの集団。
残り15kmほどの平坦、下り基調。1分差なら追いつくかもしれない。と思ったのだけど、ペースが上がらない。結構余裕があったので、もうちょっと頑張りたかったのだけど、集団にはあきらめムードが。前がもし黒潮二人なら入賞かも、ということで、頑張って頭を取ることにする。
残り2kmのちょっとした坂でアタックする人1名。これは予想していたので対処できて、おかげで集団人数が減る。残り500mにはモビスタ、JINさん、バルバさんの後ろくらいで突入。昨日下見で確認したとおり、一番斜度がきつくなる200mまで我慢して、そこから発射。最後はモビスタの方と競るが珍しく踏みきれて頭穫れた!
しかし、がっくりの4位。千枚田を先頭集団で下れなかったのが全てです。掘田選手は16位と健闘(でも、道中一度も見なかったぞw)優勝は、岩瀬選手。沖縄50kmとかで勝っているベテラン選手ですよね。2,3位は20台だけどあとは、40台、50台がずらっと(笑 どおりで集団が落ち着いているはずだ。
【写真はJINさんのブログから拝借。結構後ろバラバラですね】
くじらの町太地町(ここはもう和歌山県)まで移動して、堀田夫妻と名物のマグロ丼を食べてから、明日のコースを試走。海が美しいです。それにしても、すごいコース。長さ500mくらいのきつい登り(下の写真)、住宅街の中の道、激下りにグレーチング直角コーナー、海岸線の商店街とたった10kmなのに変化に富む。最後1kmはど平坦のため、スプリントかなあ。
ある終わりのない童話【期間限定ポスト】
♥ せんせい、雪男を発見しました! 証拠写真もバッチリです!
●ほー、それは大発見だ!
これはどうみても本物だなあ。
君では論文が書けないだろうから、
私が書いてあげよう。
まあ、君がファーストオーサーでよいよ。
私はもう山ほど論文書いているし、賞金ももらったしな。ハハハ。
そうだ、君、おじいさんにもらったという
熊の毛皮着て、記者会見してみたらどうだ。
▲その写真って、合成写真じゃないですか?
しかも、別の本に同じのが載っているですけど。
ほんとに雪男探してたんですか?
♥ あ、雪男でなくて、別の年に別のところで撮ったカモシカの写
うっかりしてました。テヘペロ♡
雪男の写真はちゃんと保管しているんです。
ほら、探索記録だって2冊もあるしぃ。
□ あの研究者は未熟ゆえに写真を捏造してしまったようです。
共著者がその捏造に気づくのはインポッシブルです。
探索記録には日付も場所も入っていなかったので、
いつどこで写真を撮ったのか
わかりませんでした。
ですから!、雪男が本当にいるかを調べるのは
本委員会のミッションではありません!
●えーと、私は写真に基いて、文章を書いただけでして。
ええ、カモシカの写真だったというから、
あとで差し替えようとしてたんです。
それが何か問題でも?
え、責任ですか?
論文というのはファーストオーサーが責任者でしてね。
◇送られてきた「雪男の毛根」を私の増毛技術によって、
フサフサの毛を再生できたので、
論文に名を連ねたんですが、あとからDNAを解析したら
カモシカの毛根でした。何が何やらサッパリわかりません。
◆うちの研究員が迷惑をかけたようで大変申し訳無い。
しかし、雪男はいるはずなので、わが大研究所のトップを
リーダーに、優秀な研究者がひきつづき雪男を捜索します。
結果は1年ほどお待ちください。
つきましては、国費を*億円ほど使わせていただきます。
え、トップは専門が違うのでは、って。失礼な。
ネッシーを発見して世界最高峰の賞をもらった人ですぞ!
♥ えー、捏造だなんてひどい!
雪男はちゃんとこの目で見たんです!ほんとの写真もあるんです!
足跡だってあったし。うっかりミスでクビにするなんて、ひどい!
訴えてやる!
△ 先生ね、こんな報告書じゃ政治家は納得しないんですよ。
政治家は世論を見ますからね。
うーん、裁判は困りますなあ。長引きますよ。
まあ、どちらにしろ今のままじゃ、先生のとこの研究所を
優遇するのは難しいでしょうなあ。
誰かのクビを差し出せば、って、それは先生がお考えに
なることでして。
それはそうとして、雪男は結局いるんですか?
♤ 発見者の一人が、この方法で探せば雪男が絶対見つかるという
われわれが独自に探してみたんですが、だめでした。
時間とお金の無駄でした orz
♥ え〜〜、論文取り消すなんて言ってないですよぉ。
おじさん達の聞き間違えじゃないんですか?
そのとき、私、ちょっと疲れてたしぃ
♣ 探索隊の1名として雪男があるとした報告に重大な
間違いがあったことをお詫びします。
私自身は雪男を見てなかったんですけどね。
これから1年かけて私がリーダーとなって捜索しなおします。
まずは夏までに足跡を発見します。
新探索隊には、旧探索隊リーダーとその指導者は加わりませんが、
旧探索隊リーダーは、独自の嗅覚を備えているので協力を仰ぎます
ええ、彼女がいないと雪男は見つからないと思います。
え?それでは前と同じではって?
いえいえ、今度はコピペは厳禁ですから。
♢ああ、「悪意のない誤りは除く」なんて規定に書かなきゃ良かっ
の1文さえなければ、絶対裁判でも勝てるのになあ。
ああ、失敗したなあ。 相手の弁護士、遣手っぽいしなあ、ああ
裁判長引くかなあ。トホホ。
♥ だ・か・ら!、何回言ったらわかるんですか!
足跡がはっきりしなかったから、ちょっと指で押して窪み
作っただけじゃないですか。
雪男の足跡ってこれくらいの大きさだし!
それのどこが捏造だって言うんですかっ!
石器を自分で作って自分で埋めた人と同じにしないでください!
☆ いいですか。雪男の写真が現に存在するのですから、
論文にカモシカの写真を雪男の写真として載せても、それは捏造で
ないのです! 雪男がいるという結論に変わりはないのだから、
カモシカの足あとを加工して雪男の足跡のように見せても、
それは捏造ではないのです!!
え、本物の雪男の写真を見せろって?
それは未発表なので見せられません!
♥ 雪男は200回以上、この目で見たんです。本当です!
信じてください!ぐすん(アッカンベー)
♥だって、雪男がいる、っていう結論は変わらないんですよ。
だから、論文に多少のミスがあっても取り下げる必要なんてないん
どうしてそんなに自信があるかって...
だって、見たんですもの!
♥ (ちょろいわー、世間ってほんとちょろい。国会議員も大臣もちょろいわー。
ちょっと涙流せばいいんだから。メイクに時間かけたかいあったわ。フフフ。)
● 雪男はreal phenomenonです!なんで英語をわざわざ使うかって、
その方がカッコ良く聞こえるでしょ?
ちょっと世間の反応にビビってましたが、
彼女の名演技をみたら自信が湧いてきましたよ。
♥ わたしは「雪男の毛根」を送ったんです。それがカモシカのだったかどうかなんて知りません。あの先生が全部やったんですから。
● 雪男「現象」は有力で合理的な仮説です。雪男「現象」がないと、あの足跡や毛も説明できませんし。ええ、私は論文の最後のところでちょこっと参加しただけですが、なぜか自信があります。雪男の決定的証拠がある、と言ったのは私ではないですよ。全て弟子と弟子の先生だった人がやったことでして。
<= イマココ
#実在の団体個人とは無関係のフィクションです。