壱岐サイクルフェスタ 50km

壱岐サイクルフェスタ 50kmレースレポート】

エキスパートクラス 18位(225人)top+3m48s


初めて、壱岐のレースに参加。第23回だそうで、大変歴史ある大会。
公道を封鎖した田園地帯、山岳、海岸線をまわる一筆書きのコースは、
まさに、「クラッシック」。フランドルを彷彿とさせる、すごく変化に富んだ面白いコースだった。
運営もしっかりしていて、とてもよい大会だった。

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300人近くがスタートして、いきなりトンネル、標高差150mの登り(+登り返し)なので、
スタートの位置取りが重要らしい。宿を6:30に出発して、会場に6:50着。スタート2時間前で
早すぎると思ったら、もう50人近くならんでる... 
スタートの場所取りの混乱をさけるために、出走サインのときに列番号を指定した紙が
配られるらしい。それまで、まだ1時間...曇りだからよいものの、雨降ってたらこれは辛い。

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コルナゴ部長さんのページから拝借

周りには、ギンリン、パープルモンキー、新日鉄、九大
サイクリング部、サイクルプラス、、
ようやく九州のレースでも知っている選手、チームが増えてきた。
要注意選手は、優勝経験者のギンリンのきんにくん、クライマーな岩村選手、他、混走に
なる登録選手11名(少なっ)。


ようやく整理券をもらって、アップにでかける。最初の急坂をなんども往復。
昨日の試走の疲れもなく、体調はほぼ完璧。軽く登れる。
スタート10分前まで走って、9列目に並ぶ。最初はパレードだからこれでも十分前だろう。


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(photo by コルナゴ部長奥様. 前列左端に、キング三浦選手)


白バイ先導でスタート。トンネルに突入。。。。えっ、速い。これパレードじゃないだろ。
マーク大佐、いちまるキャプテンの後ろについて難なく良い位置キープ、登録選手と一緒に登坂開始。
最初の急坂で、マツナガ軍曹アタック! 先頭にいたので、誰かが
追ったらつくつもりだったけど、が、集団は見送り。
一度吸収して、ピーク。割と余裕で越える。


それでちょっと集中力がきれたのか。今回最大のミス。
鋭角に左折して、下りに入ったところで、軍曹ふたたびアタック。
キャプテン、大佐もつづく。しかし、私は踏み遅れる。
緩い登り返しで、一気に息があがって、長く伸びた先頭集団の最後尾に。
先頭付近では、大佐とキャプテンが上げている。
この位置はやばい、やばいすぎる。


しかし、ポジションを上げる前に先頭は下り始めてしまった。ここからの下りは道も悪く、カーブの連続。
急な下りが終わったときには中切れした第2集団。集団との差は10秒ちょっとだが、
10人ほどの第2集団はスピードが上がらず差を詰められない。平坦に出たときには15-20秒差に。
1人になっているでん君を吸収。前の10数名の集団には、大佐、キャプテン、軍曹、てつさんが入っているはずだ。
ここはなんとか周りの選手を鼓舞して(利用するともいう)、追いつくべきだった。
後手後手に回ったのが大失敗だった。


コース全体で20箇所以上は直角コーナーや鋭角なのがあり、畳やら「網」やら設置された
ところも多数。よい道を走っていたと思ったら、突然コーナー出現して、荒れた道に入ったり、
タイトコーナー連続の細い山道を下ったり。まさに、「日本海クラッシック」というかんじ(白戸たろう風に)。


海岸線の狭くて緩い登り(ここらでマークさんがアタックして二人逃げになったらしい)で、
アシスト終えたキャプテンが降ってきた。ここからの平坦区間でキャプテンがなんどもペースを
あげようとするが、引くのをやめるとペースが落ちてしまう。そうこうしているうちに、
King三浦選手に率いられた、クニキヨさん含む第3集団に追いつかれる。


こうなるといまいち、レースのモチベーションが保てない(このときには団体戦のことは
すっかり忘れていた)。あとは後半の3つのきつい登りでのサバイバル。
ここにいる選手は最初の登りで遅れた選手ばかりなので、登坂力的には余裕がある。
しかし、1人で完全に抜け出せるほど脚があるわけでもない。
コンクリートの急坂でアタックしてみたりしたけど、結局、20人ほどの集団で、
ゴール前の3段坂へ。なんとかこの集団の頭(結果的に12位争い)は取りたい。
1段目の長い坂でかけるも、右折した2段目で失速。ぱらぱらと4、5人に抜かれる。
最後の最後の坂がきつい! もはや踏めない。


ヘロヘロで終了。18位。

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(photo by コルナゴ部長奥様)


最後まで出し切ったのは良かったけど、レースとしては序盤、
先頭集団に入れなかった時点で終わっている。
マークさんは逃げ切ってエリートの津末選手につづいて優勝。
残念ながら2位にギンリン中原きんくん選手が入ったので、ワンツーフィニッシュには
ならなかったけど、てつさん4位。
いつも最後までスタミナが落ちない。
軍曹はマークさんの逃げに乗れなかったので、
がっかりしてたけど、追走集団でしっかり仕事をしたもよう。
キャプテンはじめ、チームとして機能して、上出来な結果で表彰式をむかえる。


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(photo by コルナゴ部長奥様)
マークさんでかすぎて、2位のきんにくん、3位の岩村選手が届かない(笑


自分はチームにも貢献できなかったなあ、と思っていたら、
すっかり忘れていた、チーム表彰 ↓
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で、これを1名づづにもらいました↓ 
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刺身(生きたサザエをさばくのは大変だった)、蒸したり、焼いたり。
新鮮なのはうまいねえ。
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壱岐、最高です(^^)