遠征:エンガルサンロード( S-2 108km)

はるばる遠征してきました。エンガルサンロード。

遠軽というか、隣の丸瀬布町の郊外の

大平牧場付近を周回する12kmのコースで行われます。

エリートクラスは9月のツールド北海道本選出場選手の

選考も兼ねている重要な大会です。

 

場所はこの辺↓ サロベツよりは近いけど、

それでも鹿児島からは移動だけで1日使います。

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旭川空港でレンタカーを借りて、

丸瀬布まで行きます。紋別道路という高速道が

できていて、楽々のアクセス。

DOKYUの本谷さん、木村君&母上、永田さん(ってDOKYUじゃないのか?)と

丸瀬布の越後屋さんに宿泊。

とても良い宿でした。

 

さて、コースはこんな感じ。まさに「でっかいどー」な景色。

天気も最高。本谷さんはムシムシする、なんて言っている

けど、素晴らしくカラッとしていて快適です。

私はすでに道産子ではないらしい(笑

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コースは1周12kmで、200m下って、200m登ります。

広島中央森林公園のコースのアップダウンをならしたような感じ、

と言えばわかるでしょうか。

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S/FからP4まではほぼ平ら、P4からP8まで一気に細い道を

高速ダウンヒル。P6あたりのコーナーが要注意。

ただ、舗装は非常に良くて走りやすい。

P8を右折したらあとは延々と登りです。

斜度は5%くらいで緩いけど、P11で登り切ったあとも

さらにダラダラとだだっ広い牧場の中を登り続けるのが辛い。

 

さて、今回はエリートクラス(11周回)の下のS-2クラス、

9周回108kmに出場です。出場選手は30名ほど。

岩手での全日本ジュニアの選考を兼ねている高校生Jクラス20名ほどと

同時スタートです。

ゼッケンは1番! 幸先いいね。

去年のサロベツでも協力したDOKYU五十嵐選手とワンツーフィニッシュ!

となれば最高なんだけど。

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エリートクラスの数分後にスタート。

長丁場なので最初はまったり。

高速ダウンヒル区間も道が乾いていて走りやすい。

1箇所やや注意が必要なコーナーがあって、

結構中切れが起こる。DOKYU五十嵐選手、チーム輪駄の野呂選手

の下りが速い。登り区間は五十嵐選手とペースを作りつつまったり走る。

それでも2周回で集団は30名ほどに。

 

3周目の登りで何故か落車発生して少し減ったもよう。

たしか4周目の登りでさすがに遅いので少しペース上げて集団を絞る。

今日は脚が回る回る。先週の壱岐の調子よりもさらに良い。

S/Fを通過して生き残ったのはS-2が6名、高校生が2名。

事前情報で要注意選手のJay Parker菅原選手もいてまったく余裕そう。

下りで、野呂選手が少し先行、そのまま登りに入る。

少し間が空いたので、踏んで合流。

そこで五十嵐選手が遅れてしまう。これはちょっと想定外。

 

5周回目はスプリント賞だったけど無視(というか、

周回数がわかってなかった(^^;; )。

 

天気は快晴。ほぼ無風。とにかく暑い。

裏腿がピクピクしてきた。やばい。

でも周りに気づかれないように淡々と踏む。

6周目の登りで菅原選手がアタック気味にペースを上げる。

そこはなんとか凌ぐ。が、それまで調子良さそうだった

野呂選手が脚が攣ったと言って脱落。

 

この辺で、エリートクラスのグルペット集団や下位クラスの

選手を登りでどんどん抜かしていく。

相変わらず調子は良いけど、脚が攣ってきた。

S/F付近ではDOKYUサポートチームから冷たいボトルを補給してもらう。

攣っている脚にかけて、なんとか騙し騙し走る。

 

7周回目の下りに入って、菅原、和田、NSR山田選手と

高校生2名の5名に。天気が良すぎて暑いし、まさにサバイバル。

登り返しで、20秒は離れていたはず野呂選手が追いついてきた。

まずいなあ、と思っていたら、また脚が攣ったとのことで、離脱(笑

 

8周回目の登りで山田選手と高校生1名が消えて、ついに3名に。

下りに入って、バイク審判からタイム差を聞いて、ほぼ2位以上を確信する。

しかし、菅原選手が強すぎる。登りでまったく前に出られない。

高校生君はもうずっとツキイチ。

 

最終周回の登りで菅原選手アタック。粘るがジリジリ離される。

登り切ったときにはもう見えなくなっていた。

ジ・エンド。

ヘロヘロでゴールにたどり着く。

 

結局、2位でした。超久しぶりに勝てるかな、

と一瞬思ったレースでしたが、20歳!の菅原選手が強すぎました。

全力を出したので悔いはなし。

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結局S-2の完走者は13名でした。リザルト見ると、最後は

みんなバラバラ(笑 

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五十嵐選手と。予定では菅原選手と3名で

逃げるはずだったのだけど。残念。

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エリートは、ベテランDOKYU藤原選手が3位に入って、TdH本戦出場を

獲得!すごい!

 

毎度のことながら宿の手配や補給のサポートいただいたDOKYUの皆さん、

ヨネクロフ大佐こと米田選手(レディゴージャパン)には

本当に感謝いたします_o_

9月のツールド北海道でもまたよろしくお願いします。