レポート:九州チャレンジサイクルロードレース2014 【A-M】

結果:A-M(JCF登録マスター)クラス 

9km x 5 Laps

2位(top +9sec, 27人完走/50人出走)

 

九州地区の春の最重要レース、JCF九州チャレンジに参加してきました。2回目の今年は去年の比較的フラットなコースと違って、奥の橋からの折り返しのあと、川まで下り、そのあと去年できたばかりの頭地大橋の真下の10%以上の急勾配を標高差70mほど登り、Start/Goalを過ぎて、頭地大橋を越えるという、上から見るととても複雑なコース。

 

ポイントは、2分半ほどかかる急な登りと、川に下りる急な下り、直角コーナーか。

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Mavicカーも出動して、去年よりも参加者も増えて、本格的な雰囲気です。国道を封鎖しての公道レース。関係者はさぞかし準備が大変だったでしょうね。ありがたいことです。 

 

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橋の下の登り。1周目。蛍光イエローの津末サイクル中野選手のあとに私。越智選手などのパラボラの選手やエール宮崎の平瀬選手くらいしか脚がわかる選手がいないので、登りや平坦のローテでじっくりと他の選手を観察。毎周回同じような面子が集団の前にいる。しかし、ここで見落としが...

 

下りは、毎周回先頭か2番手で入り、危険回避。コーナーで砂が浮いていたけど、いつも荒れた山道を走っているのでそれほど怖くはない。この下りと河原に降りて、橋を渡るあたりが直角コーナーが連続したり、テクニカルなので集団が一気に縦に伸びる。そのまま、登りに突入するので、後ろから入ると無駄に脚を使ってしまう。

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予想外にみんな登りが遅く、しかも結構苦しそう。登りでガツンとペースを上げると単独になってしまい、その後の長い平坦で苦労しそうなので、登り出口であえてペースを落とす。山ちゃんと丸山さんに前に上がるように伝えるけど、山ちゃんは脚が攣ったみたい。3人いれば逃げが決まるんだけどなあ。 f:id:nupuri:20140323204610p:plain

 

そうこうしているうちに、ギンリンの関選手が単独で逃げ始める。ここはブリッジするか相当迷ったところ。なぜか絶好調でまったく脚にきていないので、ひと踏みで追いつきそうな感じなのだけど、協調してくれそうな選手があまりいない。しかも奥の橋に向かう平坦は逆風。独走力がない自分ではキビシイかも。でも、下の写真(登り切ったあとの平坦)で結構バラバラになっているので、逃げをつくるにはチャンスだったかもしれない。

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結局、逃げも吸収され、最終周へ。集団は15名程度まで減っていた。下りの手前から集団先頭に出て、下り〜河原の荒れた道(先導バイクが上げる土煙でそこだけパリ・ルーベっぽい)もそこそこに攻めて、集団を引き伸ばす作戦。ほぼ先頭で登りに入って、入口から今日唯一の本気踏み。あとで聞いたら、他の選手はもうちょっと仕掛けが遅いと思っていたらしいので、この点は成功。

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これは絶対決まったはずと思ったら、最後の最後で全くノーマークだった木村選手に追いつかれ、交わされる。登り出口で1、2秒差。下の写真ではすぐ追いつきそうなものだけど、意外と差があって、住宅街を1周してスタート・ゴールに戻ってくる間に離されてしまう。平坦弱いねえ〜(泣)f:id:nupuri:20140323204628p:plain

 

で、結果、2位に沈む。めったにない優勝チャンスを逃してしまった。悔しすぎです。

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チームからは4名出ていたので、もう少し協調できればよかったんだけどねえ。丸山さん(去年2位)と山ちゃんの平坦の力があれば絶対逃げられたはずなんだけど、、、。もうちょっと痩せてください(笑f:id:nupuri:20140323204649p:plain

 

それでも、天気も最高だったし、運営もよかったし(開会式がとても短くて、表彰式もさくさくやってくれて選手のことがよくわかっている主催者でした)、

楽しかったです(フサヤさん、ありがとうございました)。

 

セレクシオン南九州のデビュー戦は、松永選手だけが10位完走でしたが、まだまだこれから。頑張りましょう!f:id:nupuri:20140323204504p:plain