ツール・ド・宮古島

165kmの部 9位(top + 1m10s、出走101人 完走70人)

 

出たことないレースに出るシリーズ2014第二弾は、

宮古島100マイル、つまり160kmだけど165kmの公道レースです。
(実際にはもうちょっと距離があったみたい)

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宮古島を1周100km走って、ほぼ同じコースのショートカット版65kmの
変則2周のレースです。

100kmは350人くらいなのに、165kmは約100名の選手となぜか
少ない。走ってみたらその理由が分かったけど(つまり、飽きるw)。

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しかし、なぜかゲストにアイサン福田選手、招待選手にスペシャライズド竹谷選手とだいぶ場違いなお二人。強いゲスト選手がまじると、その他大勢の普通の選手はちょっとやりにくい。あとは、昨年の入賞者(優勝した哲さんは出てないけど)は一桁ゼッケンなので要注意。

 

この時期の宮古はいつもなら梅雨明けしているらしいけど、今年は遅く、昨日は那覇は土砂降り。しかし、この日の宮古は意外と悪くなく、曇り。ただとにかく蒸し暑い。

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長丁場なのでアップはなし。スタートからしばらくはパレード、しかしリアルスタートになってもペースが遅い。パラパラと集団から先行する選手もいるけど、誰も追わない。ローテを回しつつ前でちょっと踏んだだけで後ろが離れてしまう。何度か逃げ集団っぽいのができかけるので加わってみるとかなり苦しそうで、こりゃだめだと集団に戻る。

 

熊野でも同じクラスだったBHMCの2選手が余裕そうで、聞いてみると例年こんなペースらしい。集団はたまに女子選手が前を引く位に遅いので、さすがにしびれを切らした竹谷選手が前を引き始める。すると、集団ペースアップ。そうそういい感じ、と思っても竹谷さんが下がるとペース落ちる。

そんなこんなでサイクリングみたいなレースで1周目の後半、ほぼ平坦だったコースに変化が現れ、少しだけアップダウンがつづく。しかし、坂というほどではない。暑いのでまめに補給を摂るが、脚は絶好調でつる気配もない。
補給ポイントも結構数があるが、どこにあるか知らないので、突然現れて焦る。補給は水のみ。ただし、氷を入れてくれているのがありがたい。

ふと気づくと集団が20名くらいに減っていた。あれれ? 2周目に入る時、急に雨に。しかし、直ぐに止む。それでも、コーナーで落車があったりいしてまた少し人数が減る。もちろん、アイサン福田選手もいるけれど、勝負のじゃまをしないように気を使って走っているかんじ。

110kmくらいのあたりだったか、2,3人少し抜け出す選手がいて、それに竹谷選手がブリッジ、私もちょっと遅れてブリッジ、これで7人になったので竹谷さんが「行きましょう!」と、みんなに発破かける。が、結局吸収。しかし、この動きでまた人数が減って15人ほどになる。脚は相変わらず調子いいものの、右腹が痛くなってきた。何年か前の沖縄の悪夢を思い出す。

しかし、なんとなくこのままダラダラと集団が崩れないのがいやだったので、130kmあたりのちょっとした坂で前に上がるついでに集団から抜け出してみた。残り30km以上、逃げ切れるわけないけど、ちょっと集団活性化しないかなあ、という期待で。

東平安名岬の補給所を過ぎて後ろをみると、集団見えず。ありゃ、やはり放置か (写真は翌日)。

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しょうがないので強い横風のなか少し頑張るも、審判車から後ろ15秒ときいて諦めて、集団にカンバックサーモン(<=奈良師風)。集団は相変わらず淡々としてました(^^;;   何やってんの?みたいな冷たい目線が痛い(笑 はい、私が勝手に出て、勝手にタレただけ。ダサい、ダサまってます(<=奈良師風)まあ、先導車の後ろを単独で走るのは気持ちいいものです。

あとは大人しく集団で走る。お腹も痛いけど、無駄足使った割に消耗していなくて、周りの選手を観察するときつそうな人も。これはもしかして、とちょっとだけ思う。

しかし、残り5kmの手前くらい、スペースの橋本選手か竹谷選手のアタックがきっかけで集団崩壊、それまでも余裕で走っていた橋本選手他8名に行かれてしまった。この動きに乗れず、その後苦手な極ゆるーい登りが続くこともあって、バラバラになっている前の2,3人に追いきそうで追いつかない。一緒に乗り遅れた選手と二人で数秒前の選手を
追うものの結局捉えられずにフィニッシュ。

 

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9位でした。最終局面でにマークすべき選手の動きを見逃したのがすべてでした。優勝はスペース橋本選手。終始強く、前もがんがん引いていたので順当な感じです。

橋本選手のブログ⇒http://ameblo.jp/kenji710norikura/entry-11879287648.html

 

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先にフィニッシュしていた100kmではセレクシオン泊さんが大集団のスプリントで8位と健闘。入賞は逃しましたが、とりあえず、二人とも一桁順位で、
ロードレースでは珍しいおまけ的な年代別表彰で40台2位(泊さん), 3位(和田)で、表彰パーティーで壇上に上がれたのはチームの宣伝としてはよかったと思います。

 

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知り合い関係は、例によって(笑、福島大先輩(57)が100kmで年代別1位(総合14位)、さすがです。来年は同じ50台、見習います(笑

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主催者、たくさんのボランティアの皆さん、島民の皆さん、ありがとうございました。 表彰パーティーで竹谷選手が苦言を呈していましたが、ゴミを捨てる選手がいて申し訳ありません。私は補給食のゴミは全部ポケットに入れて、ゼッケンを止めていた安全クリップも閉じてからポケットにいれたくらいでしたが、どこかの補給所でボトル捨てるタイミングが遅すぎて、ボランティアの人達からちょっと離れたところに捨ててしまいました。大反省です_o_