2015Tour de 熊野 黒潮ロードレース day2
昨日はさすがに自分のアホさかげんに嫌気がさしましたが、
熊野川の清流と温泉で癒やされて、気分を変えて
2日目の山岳コースに挑みます。
今日のコースは千枚田のきつい登りを含む45km, 650m upで、去年も走っているのでさすがに間違いようもない(笑
千枚田までは緩い登り基調で、トンネルがいくつかあるので落車要注意です。無意味に脚を使わないように落ち着いて走ることにします。
天気は快晴。暑すぎるくらいでしたが、去年と同じく
九州のよしみでパープルモンキーさんのテントで寛がせてもらって、
助かりました。ボトルは1本満タン(でも1/3ほど余しました)。
45秒先にスタートした女子に最初の坂で一瞬で追いつく。
去年もそうだったので、Fを黒潮の後に出してもらえばなんの問題もないんですが。
去年の女子は黒潮集団の後ろでおとなしく走っていたようだけど、
今年はレベルが高いので2,3人が普通にローテに加わってきます。
トンネル前の登りで抜け出す選手も若干いるけど大丈夫そうなので放置。
いくつかあるトンネルは暗いですが、みんな落ち着いて走っていて落車もなく、
折り返していよいよ千枚田の登り(200m弱)に入ります。
集落のところで集団前に移動していると、サンレモの今井選手がガツンとアタック、
反射的につく。そこに後ろからサンレモのもう一人が追い付いてきて、
そのまますごい勢いで引き始めました。橋のカーブでは今井選手が
曲がりきれなくなりそうになるくらい。
これはラッキーな展開なのでついていく。集団は一気に見えなくなりました。
サンレモ選手のアシストは本格的に登り始めると終わってしまったので、
今井選手と2人でがんがん登ります。ちょっとペースが速すぎてやばいかんじ。
千枚田を抜けていくときに、後ろから、駐車場で隣の車だった
イチゴオレジャージの関西学院大前田選手が上がってきてそのまま抜いていきます。
ぜんぜん余裕そうです。
有名な大岩のあたりで、なんと今度は金子さんが一人で追い付いてきた。
女子は千枚田を登り切ったところでゴールですが、
こちらも手を抜いて登っているわけではありません。
金子さんに「頑張ってください!」と言ったけど、
すごく苦しそうで返事がありません(笑
しかし、こちらも黄色信号が点滅して、今井選手から遅れはじめる。
去年の経験から上にいくほど斜度が緩くなるのがわかっているので、
なんとか我慢しますが、結局KOMの1km手前で切れてしまい、そのまま
単独でKOM通過、くねくねの細い林道みたい道を下りはじめます。
トップとは30秒差くらいか。
この手の道は鹿児島でだいぶ鍛えられたし、今日は
路面もドライなので不安なく下れます。
と、真ん中あたりでイチゴオレジャージの前田選手が。
どうやら落車してしまったらしい。
終わり頃に、今度は今井選手に追いつく。
3人で風伝トンネルに突入。
トンネルを抜けたあとに、もう一人黄色ジャージの
VIVASの黒石選手が単独で追い付いてきました。後ろをみてもパスした
E2の選手しないようです。
この中で総合に関係があるのは今井選手だけで、しかも昨日トラブルで遅れているので、
逃げ集団でタイムが一番いいのは自分という理想的な展開。
(ただし、後ろの状況はモトが教えてくれるわけでないので、
まったくわからない。たぶん30秒差くらいだったのでは)
4人で回します。後ろにE2のシルベストの選手が二人いましたが
ローテには加わりません(この辺は勝負をわかっていて良い感じ)。
残り1kmの交差点で20-30秒くらい遅れて集団らしきものが見えましたが、
E2なのか黒潮なのかわかりません。
残り1kmで完全に4人勝負が見えたので、あとは急坂の登りスプリントに
備えるだけ。ここまでのローテでは前田選手が一番脚が残っていそうなので
マーク。残り150mくらいでほぼ同時にスプリントをはじめますが、速い!
結局2秒引き離されて2位に終わる。
前田選手は19歳!さすがに30歳差は厳しい(苦笑
その後、意外とすぐに昨日1位だったサンレモの中西選手含む黒潮の小集団が来る。
中西選手と14秒差。2位だったのでボーナスタイムが
6秒ついたので、20秒差。しかし、昨日16秒差だったので、
中西選手を逆転するものの、4秒差しかつかなった。
もっとタイム差ついたと思ったんだけどなあ。
勝負は3日目に。