心拍とパワー (その2)
仕事の逃避で、またちょっと解析。
心拍数とパワーは相関が弱い、と言ったら、あまり納得されていない方も
見受けられるので(カトーさんとか、シノラーさんとか?)、
それぞれ、時間方向に平均してみました。2分弱で移動平均を取って、プロットしてみると、
となります(移動平均なので、上の図とちゃんとは重ならない)。
ははあ、みごとですね。心拍が上がると、パワーが上がる(右肩あがりの線)という
軌跡とその逆もみえます。しかし、その傾きは結構ばらばら。
心拍ーワットの図上でループを描いています。
もし、同じ傾きの線を行ったり来たりすれば(つまり、心拍とワットが線形な関係なら)、
最初の図の分散はなくなりますが、実際にはそうではない。
(1、2分の平均値でも)
こういう風にループになるのは、履歴を引きずっているということですね。
たぶん、パワーの方が。筋肉の性質なんでしょうか。
たとえ燃料を供給しても無限に同じ運動は、繰り返せないという。
一方、心臓の方はそうでもない、はず。