2days黒潮ロードレース(day2 スタート前まで)

  UCIと名がつく国際ロードレースには市民レースがおまけでついていることが多く、これまでツールドおきなわツールド北海道、ジャパンカップの市民レースには出たことがある。コースは一部あるいは全部が一流選手が走る国際ロードレースと同じで、スタート・ゴール付近も立派なゲートやブースがあったりとても本格的な雰囲気がホビーレーサーでも味わえるのだ。昔ジャパンカップに出た時は先頭集団にバイクカメラまでついていたし。

 

残る大物は「UCI 2.2 Tour de Kumano」。これはぜひ行かねば、というわけで、市民レース(黒潮ロードレース)に行ってきました。

 

しかし、熊野はまったくのアウエイ。鹿児島赴任サイクリングのときに、伊勢〜和歌山の山を通ったものの、それより南側は行ったことがなく土地勘が全くない。残念ながらチームからは誰も参加しないので、ひとりさびしく名古屋中部空港からレンタカーで熊野に向かう。中部空港はレンタカー屋までの空港内アクセスが良くとても便利。さらに高速道路がずっと熊野まで伸びていて(後半は対面通行でまだ無料だった)、意外と近かった。

 

黒潮ロードレースは3日間のステージレースだけど、2,3日目のみ参加。なので、総合には関係なく、ステージでの入賞狙いだ。2日目のコース約50kmは有名な千枚田を登る。どんなものかと平坦部分は省略して、核心部だけ登って下る。

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奥の折り返し地点。山深くて川が綺麗。

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レース写真でお馴染みの大岩。

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 千枚田頂上付近から。

 

ゆっくりと登るが、予想外に緩くて短い。これは少し楽かもと思った(もちろんレースではこれは大ハズレ)。絶景ポイントでジモティっぽい選手の方達と歓談してレース情報をえる。熊本のユージ師匠の名前がでたりして。ほんと有名人だなw

千枚田からの下りはかなり狭くてテクニカル。ここを大集団で下るのは怖いが、幸い明日も天気良さそう。平坦部分はクルマで確認。トンネルがいくつかあって落車要注意か。あとは、ゴール前の500mの急登をチェック。下からかけると絶対垂れるので200mからかなあ。

 

宿は、熊野の少し手前の賀田の港の渡船の宿。とても静かでよいところだけど、周りにはほんとうに何もなく、食料品店を探すのにちょっと手間取る。早々に就寝。しかし、釣り宿だけあって、朝の3時くらい?にお客さんたちがワイワイガヤガヤと集まってきて起こされる。船で出発してしまってからはまた静かになったけど。

 

朝焼けが綺麗。暑くなりそうだ。

f:id:nupuri:20140531051114j:plainごー

 

 レース会場には高速使って20分くらいで着く。なかなか便利な場所であった。

完全アウエイのため、誰も知り合いいないかと思ったら、駐車場(7:00で結構満杯)で熊本のパープルモンキーふさやさんとおおほりに会って、テントにおじゃまさせてもらう。日差しが強く、スタートまでの2時間以上過ごすのはきつかったので、とても助かった。ふさやさんもおおほりさんも落車のあとが痛々しい。熊野の1日目はいつも落車が多いらしい。沖縄の中鶴さん(E1)も。しかし、中鶴さんも包帯ぐるぐる巻。昨日は落車が激しかったようだ。とにかく落車だけは気をつけねば。ゾウゾウ鼻仲間の掘田くん夫妻も到着してすぐ横に駐める。アップはゴール前の坂で軽く。10時くらいにスタート地点に移動する。