30分耐久レース...orz

私は道産子なんで、寒さには強いと思っている人がいるかもしれないけど、
実は寒いのは超苦手。そもそも北海道の人は、冬はストーブをがんがん焚いて、
室内では半袖、なんて生活をしているのだ(エコじゃないねえ)。
おまけに、暑いのも弱い。
真夏でも18℃くらいにしかならない根室育ちだからねえ。
なので、春や秋のレースは比較的得意な方。
サーキット周回の、「たった」3時間の耐久レースだし、
富士チャレや沖縄では5時間以上走ってるんだから楽勝だろー、
広島のリベンジするぞー、と深夜の九州道をひた走る。
出張帰りの2時起きはややつらいけど、体調も悪くない。

桜が満開の熊本をすぎ、阿蘇山を登る。どんどん登る。
え、こんな標高高いの?
周りの風景は、日本とは思えない。野焼きで真っ黒の草原。
なんにもない高原地帯のワインディングロードを走って、
突然現れたのは、↓

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鹿児島を2:30に出て、現地到着は6:30頃だったか。
それはともかく、気温表示はなんと、

3℃ (@_@)

3月末の大分県をなめていました。
おまけに雪 (泣

とりあえず、雪だかみぞれだかの中をアップに出る。
......寒い。2周走ったけど、体はまったく暖まらず。
大分オートポリスのコースは、富士スピードウェイに似ているけど、
コースはちょっと狭い。ホームへの登りはずっと長いし、急。
結構好きな感じの登りだ。

アップはほとんどできなかったけど、まあ耐久だしいいだろう、と
最前列にイチマルさんたちと並ぶ。ロングスパッツ、ベスト+カッパ、
それでも寒い。 しかし、マルヤマさんは、なんと半袖、脚出し!
ありえん!!!(他にそんな人はいませんでしたが)

で、スタート。富士チャレと違って、ゲストもいないし、レーサークイーンも
いなくて、寂しい感じ。
さて、のんびり行くか、と思ったらみんながんがん行く。
しょうがないので、1周目からほぼ全開。
ぐるじいぃ....
と、最初の登り。ほとんど死にそうになっていたら、横を
世間話しながら上がっていく選手が(@_@)
なんで、そんなに楽そうなの???
なんとか集団先頭が見える位置で2周目に入る。
イチマルさんが後ろを振り返って、大きく手招き。
チーム員で前にいるのはササキ君だけだったので、
前に上がれ、の指示。
でもなかなか前に上がれない。ようやく登りでササキ君、イチマルさんの
すぐ後ろまで上がったけど、とにかく苦しい。

次の周回の登りで、ずるずると後退。集団最後尾でカラータイマー点滅。

...その次の周回で切れました... orz
その後、1周くらいしたけど、頭痛と吐き気で走ってられなくなり、
あえなく、DNF....
3時間耐久なのに、30分も耐久できなかったよ。
車に戻って、暖房かけて1時間半ほど何もできず。

その間、会場のアナウンスで、さかんに「チームセカンドウィンド鹿児島」が
コールされている。どうやら、先頭でササキ君とイチマルさんあたりが
頑張っているらしい。ようやく観戦しに行く気力がでて、コースを
見てみると、6、7人の逃げ。ササキ君が入っている!
でも、イチマルさんがいない。ちょっと意外。
1分差くらいのメイン集団前方に、イチマルさん、
中盤〜後方にテツさんとマルヤマさん。

すこしやる気が復活したので、コースに戻る。
ササキ君の逃げ集団が来たので、少し後ろについて観戦。よしよし、がんばれよー。
離脱して、後ろのメイン集団に混ざる。
イチマルさんとテツさんと話をして、状況確認。
マルヤマさんはこのときにはいなかったかな。

追走集団は明らかに、逃げとはスピードが違っていて、
逃げは決まったな、と思う。
タイム差は2分近くついたみたいだし、あと15分なので、
メイン集団から降りて、ゴール付近で観戦することに。

ササキくんが来た! 二人になっている!!!
そのあと、3分近く差がついてメイン集団。
最終周回、優勝できるか?

... うーん、残念、最後は力負け。
一位の人は段違いに強かったらしい。
メイン集団のスプリントは、イチマルさんが4、5番手くらい。

その後の表彰式がとにかく寒くて、ますます具合悪くなったけど、
とにかくチームから二人入賞者が出てよかった。よかった。
ただ、みんな(自分含め)、もっと集団前で走らないとねえ。

帰りをほとんど運転してもらった、イチマルさんに感謝!